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うん。
確かに、それくらいの年齢の俺、同じような気持ちになったね。
けどね。
この歳になったらそんなこと考えなくなった。
いろんな事が分かるから。
いや、この歳で『人生に疲れた』なんて言ったら、それこそ深刻になっちゃうよね。
当時の年齢って、まだまだ何も知らない年頃で、何も知らないからこんな言葉が出てくる。極めて狭い視野、極めて乏しい情報で人生を判断しちゃうから、こんな言葉が出てくる。
それを大人たちは食い物にしたり、中身のない借り物の言葉で格好つけたりしてね。
メッキが剥がれる以前に、そんな言葉を口にする大人が中身のない奴だってガキども見抜くから。
そんなガキどもに、いろんな可能性を見せるのが俺の仕事。
水泳の北島康介がある朝起きて、周りのスタッフに
北島 『あ〜、かったりぃぃ〜、人生、疲れたぁ〜。』
と愚痴をもらしたら?
周りの人間は笑って励ますだろう。
周りの人間は、北島康介がそんな愚痴をこぼしたところで、本人自身、自分のやっていることが楽しくて楽しくて仕方がないことだって知ってるから。
けど、くたびれた表情で毎日を送っている大人が同じ言葉をこぼしたら?
そういう連中は、北島康介の愚痴を聞いて、何も知らずに同情し、借り物の言葉で励まそうとする。
北島も、いい迷惑だろうね。
楽しくて楽しくてしょうがない充実した人生を送ってる奴に、惨めな奴からの同情の言葉なんぞ必要ないから。
オマエら、どっちの大人になりたい?
オマエらは、何でも選べる、何を選んでもいいんだ!!
これが私の、ティーンエイジャーたちへのメッセージ。




















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