曹操来了!

輝け、青春!

氷が溶けると水になる。5

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 まず、日本の大学をなめないでください。

 私の本体ページの『大学ランク』にない大学を受けるなら別ですが、志望理由書というのは非常に重要な書類です。


 外国人に受験指導をする際、日本人に指導するのとまったく同じく『個性を出せ』と言います。ところが、『日本の若者は個性がない』という割には彼らに個性などありません。

 こんなこと言うと意外と思われるかもしれませんし、日本語狂師なら即、否定するでしょう。しかし、こと漢字圏、アジア系の学生はなかなか個性が出せずにいます。あまりにも個性だ何だと言うもんですから、しまいには『差別だ!』などという始末です。

 そこで、小論文指導の際、よく引き合いに出される例を出して説明します。

 『氷が溶けると何になる?』

 という質問です。

 これまた例外なく『水になる。』と答えてきます。

 けど、考えを広げて見るとほかの正解だってあるだろう。と指導します。

 そう。

 『氷が溶けると春になる。』

 なんて答えでもいいのです。

 そんな話をしてやります。そして、まじめに『水になる。』と答える学生と『春になる。』と答える学生、どちらを合格にしたい?と聞くと、これまた例外なく『春』の学生だと答えます。


 『賢者の贈り物』というお話は世界的に知られているようです。

 クリスマスの日、恋人同士がお互いのプレゼントを買うために、父の形見の時計を売ったお金で彼女のために櫛を買い、自慢のブロンドを売ったお金で彼氏のために時計の鎖を買い…。このお話の締めくくりでは、『現代の人々が聞いたら“愚か者”と感じるかもしれません。けど、本当に賢い人は誰でしょうか。 』みたいなことが書いてあります。

 氷と答える人と春と答える人、どちらが賢いか、答えは明らかでしょう。

 あらかじめ用意された答えに答える訓練を『教育』と称して育ってきた人間が個性を出すなんて難しい話なのです。そこらへんは日本の若者と同じですが、情報が氾濫し、自由すぎる日本の若者のほうが、彼らに比較すれば、はるかに個性的です。自分を殺しておりこうさんを演じることに慣れてしまった若者は、何を語るのも消極的で『笑われるかもしれない』と、心を閉ざしているだけです。否定する人間はそれを知らないのです。


 学校代表の韓国人が、入学式でスピーチを行いました。

 非常に美しい発音でスピーチしました。

 しかし、中身が非常にくだらない、おりこうさんの内容。『皆さん苦労を乗り越えてがんばりましょう。』の類でした。

 確かに、韓国人が美しい日本語でスピーチをした、その行為は賞賛に値します。すばらしい努力と才能です。しかし、違うでしょ。美しい英語の発音で『地球は青いです。』とスピーチして、どこの馬鹿が喜びますか?言葉を学ぶことだけが目的ならいいかもしれません。しかし、大学進学を考える外国人は、それではいけないはずです。日本語は単なるコミュニケーションの手段に過ぎないのです。

 私の学生だったのですが、スピーチを聞いていてかわいそうになってしまいました。そして、そのすぐあとに、彼女の所属するクラスで今の話をしました。

 彼らも馬鹿ではありません。

 なるほど、と理解し、さまざまな答えを考え始めました。

 中には、母国で離婚して、子供をおいて日本へ来た韓国女性もいて、彼女の作文では『アイスコーヒーの氷が溶けてしまうと、味が薄れてしまいます。味が薄くなったアイスコーヒーは嫌いです。けど、時には薄い味のアイスコーヒーも飲まなければならないときがあるのです。』みたいな内容を書いてきました。業界の人ならご存知だと思いますが、結構、こういう学生もいます。その後、飲みにつれてってやりましたが…。

 
 個性って誰にでもあって、現在の日本では、それを出した人間が評価される時代なのです。外国人が日本へ留学したというその行為だけですでに第一歩を示し、それが最大の個性なのに、それを出さずくだらない志望理由書を書くなんて、いったい日本へ何しに来たの?







東洋的教育(?)5

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 日本人向けブログと平行して。

 日本で散々いわれていることですが、学校での教育、いわゆる『お勉強』というのは、結局のところ受身の行為に過ぎません。そこでは、自分で考える『思考』の過程が無視されています。与えられた問題を教えられたとおりに解く能力は、受身以外の何物でもありません。敷かれたレールの上をただ進むだけなのです。

 そして、何と、これは俗に言う漢字圏(韓国・中国等)の学生も同様です。

 彼らは非常に自己主張が強く、それを勘違いし、彼らを誤解してしまいますが、突き詰めていくと、日本の若者と変わりません。我が強いのはただのわがままだったり、また、彼らは政治、歴史に関して意見しますが、それもすべて受身で受動した知識を発狂しながら主張しているだけです。自分の頭で思考しようとしません。…あ、もちろん思考する人間もいますよ。けど、それは日本人も同じです。

 時々、偏見もちの日本語教師が日本の若者と比較して彼らを賛美しますが、その日本語教師に聞いてみるといいでしょう。『あなたは何人の“日本の若者”を知っているのか』と。おそらく知ってて2、3人というところでしょう。一方だけを見て、自分の思い込みと偏見で彼らを賛美しているのです。


 …はい。はっきり申し上げます。


 日本の若者と本質はまったく変わりません。

             (※今は非漢字圏は対象としていません。)


 日本と同じ『受身の教育』、つまり、『業を授けてくれる教育』を受けて育ってきた若者たちです。

 師を敬う東洋的教育(?)の子供たちです。

 …そう。

 これまた日本人同様、そんな教育しか受けてこなかった学生に、ある日突然、『自分で考えろ』と言っても無理でしょう。自分で考えて志望理由を書け、といってもかけません。書いても、お決まりのパターンであったり、非常に偏ったものにしかなりません。その偏りは、受身で授かった知識に他ならないのです。


 さて、では、彼らに個性はあるのでしょうか?

 よく韓国人や中国人が日本の若者を否定的に『個性がない』と評価しますが、とんでもない話です。彼らこそ個性がありません。付き合ってみればわかります。…あ、すみません。付き合ってみても『馬鹿』には理解できませんので、そういう方はあきらめてください。

 戻ります。

 個性がない彼ら。自分では個性があると思い込んでいますが、その志望理由たるや、日本人よりひどいです。

 もちろん日本語の問題ではありません。

 自分で思考せずに書くのが問題なのです。

 これまた日本語教師が授業でデタラメを教えてくれたのですが、『国際分業』という言葉があります。韓国の女の子が書いた志望理由ですが、日本の携帯電話について述べ、この『国際分業』の話をし、韓国の技術不足、韓国が非常に遅れていることを反省している文章でした。

 『日韓双方で友情を育み、日本の先端技術を学びつつ国際分業で…。』

 馬っ鹿じゃねぇ!!!!!!!!!!!

 いつの話してんだよ!!!

 20年前の志望理由なら良いかもね。

 携帯電話の分野では、国際分業を口にする以前に、もはや韓国と競争を始めています。いや、携帯電話だけではありません。液晶テレビ等の電化製品をはじめ医薬品の分野でさえ、韓国の方が強い分野があります。

 『国際分業』で助けてもらう?

 それどころか、とっくに韓国は『国際競争』できる力を持っているのです。もっているにもかかわらず、そこに日本との差が存在するのです。国民性やら習慣やらの違い、それを研究したほうが遥かに有意義な留学生活が送れるというものです。

 結局、ろくに新聞も読まないような無知な日本語狂師が教えたデタラメを、ろくに自分の頭で考えず、文章にしただけだったのです。

 このような頭でいくら志望理由に書いたところで何にもなりません。



 では、彼らに個性はないのでしょうか?

 彼らと日本の若者との最大の違いは?

 …そう。彼らは外国人なのです。それ自体が個性なのです。彼らは『日本に来た』という時点で、大いなる一歩を踏み出しているのです。異国の地で、その個性が光を放っているのです。

 それなのに、何と惨めな志望理由しか書けないのでしょう。



 …あ、もうひとつ日本の若者と違うところがありました。

 日本人の受験生は素直に何でも従います。しかし、外国人受験生は『疑うこと』が前提になっているようで、まず最初にとりあえず否定するか反論してきます。すぐには信用しません。

 その結果、私は、大喧嘩をしながら『思考』することを強要しています。





 ※くどいようですが、定員割れを起こすような低偏差値大学では、思考を経た志望理由書など必要ありません。ここで述べているのはあくまでも倍率の存在する中堅以上の大学の話です。






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